入浴剤は体に悪い？買ってはいけない入浴剤とおすすめ6選

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お風呂タイムで欠かせない入浴剤ですが
「体に悪いって聞くけど本当？」
「体にいい入浴剤はどれ？」
と気になる人もいるでしょう。
そこで今回は、体に悪いとされる入浴剤の成分を紹介しながら、
買ってはいけないといわれる入浴剤についても解説します。
あわせて安全で体によい入浴剤も紹介していますので、
日々のお風呂に取り入れてください。

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入浴剤は使わない方がいいのか？と考えられる原因

入浴剤は使わない方がいいのかというと、そうではありません。
確かに入浴剤に含まれている成分と体質によっては、
体によくない反応が起こる可能性があります。
ですが、反対に成分と体質によっては気持ちよく入浴することができます。
そのためにまずは、入浴剤に含まれている成分を確認することが必要です。
ここでは入浴剤に含まれることがある、悪いとされる成分を紹介します。

入浴剤に含まれることがある、悪いとされる成分

• プロぺレングリコール　【人にほとんど無害】
• 香料　【化学物質過敏症の人は注意】
• サリチル酸　【さまざま危険性あり】
• タール系色素　【発がん性は認められていない】
• 硫黄　【肌が弱い人は向かない】

下記で詳しく説明していきます。

1.プロぺレングリコール

プロぺレングリコールは保湿・保存・湿潤作用などに優れており、
食品や医薬品、化粧品など、さまざまな分野で活用されています。
分子量が小さいため体内に浸透しやすい成分ではありますが、
毒性が非常に低く人にほとんど無害といわれています。

2.香料

香料には化学物質が含まれていることが多く、
（化合物のほとんどが炭素・水素・酸素・窒素・硫黄の5元素で構成されています）
その化学物質を吸い込むことで頭痛や咳などを引き起こすことがあります。
化学物質に反応する症状は「化学物質過敏症」とよばれ、柔軟剤や香水、整髪料でも起きるケースがあります。
個人差はありますが入浴剤の香りで頭痛や咳を引き起こす方は、香料の含まれる入浴剤は控えたほうがよいでしょう。

3.サリチル酸

サリチル酸はピーリング効果があるため、皮膚疾患の塗り薬やニキビケアとしても使われており、入浴剤でも用いられることがあります。
ただしサリチル酸はアレルギー性皮膚反応を起こすおそれ、長期に渡ってさらされると
中枢神経系の障がいが起こるリスクなど、さまざま危険性があります。
なお飲み込んだり目に入ったりしたときは、口をすすいだり目を洗ったりする必要がありますので注意が必要です。

4.タール系色素

タール系色素は着色料のことで、商品の見た目を鮮やかにするために使われます。
アメリカでは過去に発がん性への安全性を確認できないと使用を禁止していましたが、
再評価が行われ発がん性は認められず、現在広く使われています。
なお1日に摂取する量は0.5mg/kg/日と制限が設けられており、実際に摂取している量はとても少ないため、
安全上の問題はないと考えられています。

5.硫黄

独特なにおいのする硫黄ですが、体質によっては合わない人がいるため注意が必要です。
硫黄は皮膚への刺激が強く、乾燥肌・敏感肌の方、高齢者、乳幼児は肌トラブルが起きるリスクがあるため控えてください。
なお硫黄温泉の公式サイトでも「肌が弱い人は向きません」と注意書きがあります。

買ってはいけないといわれる入浴剤

入浴剤の種類によっては「買ってはいけない」といわれることがあります。
なぜ買ってはいけないといわれるのか、理由を紹介していきます。

バブの入浴剤は危険？

入浴しながらバブを溶かすと咳や目の刺激症状が出るケースがあり、バブの入浴剤は危険といわれることがありますが、
正しい使用方法でないために起きています。
バブの使用方法は「溶かしきってから入浴」であり、バブが溶けている間は本来の設計通りではない刺激症状が起きるケースがあります。

エプソムソルトは体に悪い？

エプソムソルトは硫酸マグネシウムが原料であり「硫酸」という言葉に反応される人がいますが、硫酸マグネシウムと硫酸は異なるものです。
硫酸マグネシウムは食品添加物にも使われる成分ですので、危険性はありません。
またエプソムソルトを湯船に入れすぎると、のぼせや立ちくらみといった脱水症状が強く出ることがありますので、使用量を守りましょう。

クナイプは体に悪い？

クナイプのバスソルトは香料や着色料が使われており、体に悪いといわれることがあります。
香料は人によっては過敏に反応することがありますし、逆に反応せず香りを楽しめる人もいますので、一概に体に悪いとはいえません。
また着色料は現在安全であることが証明されており、安全性の問題はほとんどないといわれています。

100均の入浴剤は体に悪い？

100均という安さから入浴剤の安全性に疑問を抱く人がいますが、商品によって成分はさまざまですのでパッケージの成分を確認しましょう。
価格が安くても安全性の高い入浴剤があれば、悪いとされる成分が入っているものもあります。
先に述べたように、含まれている成分と体質によって反応する人もいれば、そうでない人もいるため、一概に体に悪いとはいえないでしょう。

入浴剤の注意書きをきちんと理解して守る

入浴剤を使用する際は、注意書きを理解して守ることが大切です。
正しい使用方法でないと、体に思わぬ悪影響を及ぼすことがあります。
また入浴剤をつくった会社は、正しい使用方法での効果・効能を記載しています。
体に合わない場合は使用を中止すること、必要時は医師にかかることも明記されていますので、理解した上で使いましょう。

【安全】体にいい入浴剤おすすめ6選

ここでは体にいいおすすめの入浴剤を6つ紹介します。
安心して使える入浴剤を探している人は、ぜひ参考にしてください。

国産、無添加

安全な国産、無添加の入浴剤を紹介します。

EPSOPIA（エプソピア）

EPSOPIAは100％瀬戸内海産のバスソルトで、着色料・合成香料・防腐剤などの添加物が一切入っていませんので、
赤ちゃんからご高齢の方まで安心して使えます。 毎日、長期的な使用でも安心です。
自然由来でミネラルが豊富なため、体の芯から温まり汗をかきやすく、冷えやすい人や発汗したい人にもおすすめです。
またナトリウムを極限まで除去していますので、追いだきが可能、残り湯は洗濯にも使えます。

ベルメ

ベルメの主成分は重曹と炭酸ソーダで、着色料・合成香料・防腐剤などの添加物が一切入っておらず、
赤ちゃんから安心して使える入浴剤です。
塩素除去成分（亜硫酸ナトリウム）の作用で水道水の塩素が除去できるため、カルキ臭のない、肌あたりのやさしいお湯になります。
なお亜硫酸ナトリウムは、ドライフルーツなどの酸化防止剤にも使用される食品添加物です。

AQUA GIFT

AQUA GIFTは、株式会社アトピーラボと共同開発した敏感肌向けのバスソルトです。
アトピーラボとは肌ケアの専門企業で、敏感な肌向けの保湿剤・化粧水・スキンケアを開発している会社です。
AQUA GIFTの原材料は瀬戸内海産100％、添加物は一切使用しておりません。
ミネラルが豊富なため、しっとりとした肌に導きます。

炭酸

炭酸タイプの入浴剤が好きな人に向けて、炭酸タイプの安全な入浴剤を紹介します。

BARTH

BARTHは無香料・無着色で、刺激の少ないタイプの入浴剤です。
原材料の有効成分は炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムです。
皮膚がかぶれるか調べるヒトパッチテスト済みですので、敏感肌の人や子どもでも使いやすいでしょう。

ホットタブ

ホットタブは無香料・無着色・防腐剤も含まれていませんので、安心して使えます。
原材料の有効成分は炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムです。
揮発しにくいため、24時間も効能を楽しむことができます。

ベビタブ

ベビタブの原材料は重曹・クエン酸・ビタミンCとたった3つで、無添加にこだわった入浴剤です。
なお3つの原材料は国産食品のグレードのものを使用しており、安全性が高いため、商品名どおり赤ちゃんでも使えます。

まとめ：入浴剤は体に悪いは言い過ぎ。安心して入浴を楽しもう

入浴剤は含まれている成分や体質によって、何かしら体に反応があるかもしれませんが、「体に悪い」は言い過ぎです。
入浴剤に限らず、どの製品にも体質に合う、合わないはあるものです。
また安全に入浴剤を使うためには、注意書きをしっかり読み、正しい使用方法で使いましょう。
安全に使えるおすすめの入浴剤を紹介しましたので、参考にしていただき、安心して入浴をお楽しみください。

＜参考サイト＞
プロピレングリコールについて｜三協化学株式会社
化粧品添加物「保湿剤」の危険性・安全性とは？｜カラダ研究所
化学物質過敏症をご存知ですか？｜つくば市
サリチル酸職場の安全サイト｜厚生労働省
「食の安全ダイヤル」に寄せられた質問等Ｑ＆Ａ｜食品安全委員会
硫黄泉とは？期待できる効用と硫黄泉が楽しめる温泉地を4つご紹介！｜らくらく湯旅

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