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入浴剤をお風呂に入れるメリットとデメリット!【リラックス効果・体に悪い?】

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入浴剤を手に持ち、お風呂に入れようとしている女性

お風呂タイムが充実する入浴剤。
習慣として使っている人もいると思いますが
「メリットが知りたい」
「体に悪いことはある?」と気になりますよね。
この記事では、入浴剤をお風呂に入れるメリット・デメリットを解説しています。
また入浴剤の種類別による効果も紹介していますので、入浴剤を選ぶ際に参考にしてください。

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入浴剤をお風呂に入れるメリット5つ

メリットとデメリットの比較

まずは入浴剤をお風呂に入れるメリット5つを紹介します。

  • 体が温まる
  • 肩こりや冷え症
  • 疲労回復
  • 乾燥肌の改善
  • リラックス、リフレッシュ

ここからそれぞれのメリットを詳しく紹介します。

体が温まる

入浴剤には体が温まる成分が含まれているタイプがほとんどです。
そのため入浴剤をお風呂に入れることで、入浴中に体の芯から温まることを実感できるメリットがあります。
またミネラルが配合されている入浴剤は、皮膚にあるたんぱく質と結合するため、
全身がヴェールに覆われたようになります。
そのため、お風呂上がりは熱が逃げにくく、保温効果が持続しやすいことが特徴です。

肩こりや冷え症

肩こりがひどい女性

入浴剤は筋肉をほぐすものや血管を広げて血のめぐりをよくするものもあり、肩こりや冷え症の改善効果が期待できます。
一般的によくある肩こりは、長時間同じ姿勢でいることによって、首と肩の筋肉が緊張し血のめぐりが悪くなることで起きます。
冷え症は血液のめぐりが悪くなることで起こる症状のひとつで、冷え症は万病のもとといわれるほど、
体にさまざま不調をきたすといわれています。

疲労回復

体の疲労は疲労物質がたまることで起きるといわれており、入浴剤によって血のめぐりをよくすることで疲労物質が流れやすくなります。
その結果、体にたまった疲れがとれやすくなりますので、日頃の休息にはもちろん、スポーツの後にも活用できます。

乾燥肌の改善

入浴剤によっては保湿成分が含まれていますので、乾燥肌の改善にも効果的です。
入浴中は肌の水分や油分が流れ出やすくなりますが、反対に水分や油分を取り込みやすい状態でもあります。
そこで保湿成分が含まれている入浴剤を使うことで、しっとり肌へ導かれることを実感できます。

リラックス、リフレッシュ

入浴剤には香りがついているタイプがあり、その香りによってリラックス、リフレッシュ効果が得られることもメリットのひとつです。
入浴剤の香りの種類はたくさんありますので、その日の気分や体調に合わせて香りを選ぶと、お風呂の時間がより充実するでしょう。

入浴剤の種類別効果

入浴剤の種類によって期待できる効果はさまざまです。
ここでは入浴剤の種類別による効果を紹介しますので、ご自身の体に合わせて選んでください。

無機塩類系で全身をしっかり温める

全身をしっかり温めたい人や、お風呂上がりの湯冷めが気になる人は、主成分が無機塩類系の入浴剤がおすすめです。
塩化ナトリウムや硫酸カルシウムなどの無機塩類が使用された入浴剤は体を温めます。
無機塩類系の代表的な入浴剤には、マグネシウムやナトリウムなどの成分が含まれています。

炭酸ガス系で肩こりや疲労、冷え症を改善

炭酸ガス系入浴剤は水に溶かすことで発泡する炭酸水素ナトリウム(重曹)、炭酸ナトリウムなどが含まれている入浴剤です。
入浴剤の中でも血のめぐりをよくする効果が期待できるため、肩こりや疲労、冷え症の改善が期待できます。

スキンケア系で乾燥肌の改善

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乾燥肌に悩まれている人は、保湿剤入りのスキンケア系の入浴剤がおすすめです。
特に乾燥しやすい季節は、入浴中からの肌へのケアが大切です。

香り系でリラックス、リフレッシュ

香り系の入浴剤は、リラックス、リフレッシュ効果が期待できます。
リラックスできる香りは、ラベンダー、ゼラニウム、ネロリなどがおすすめです。
リフレッシュできる香りは、グレープフルーツ、レモン、ペパーミントなどがあります。

クール系でさっぱり

メントール系の成分が入っている入浴剤は、清涼感がありさっぱりとした湯上りになります。
クール系の入浴剤は、暑い季節や汗をよくかく人におすすめです。

入浴剤を入れた時のデメリット

さまざまな効果が期待できる入浴剤ですが、入浴剤の種類によってはデメリットがあることもあります。
ここでは、入浴剤を入れた時のデメリットを紹介します。

風呂釜のダメージ

入浴剤は風呂釜へダメージを与えるタイプがあります。
塩化ナトリウムが含まれている入浴剤や、酸化チタンを含む入浴剤(濁るもの)は風呂釜を劣化させる危険があります。
そのため、これらの入浴剤を使用した後は早めに水を抜き、速やかな水洗いが必要です。

残り湯を洗濯に使えない

洗濯にお風呂の残り湯を活用している

入浴剤の種類によっては、残り湯の汚れや色が洗濯物に移ることがあります。
また残り湯に使える衣類の素材が限られていることもあります。
残り湯を洗濯に使いたい場合は、入浴剤のパッケージをよく確認しましょう。

残り湯を植物の水やりに使えない

植木鉢で育てる綿の発芽。じょうろで水をあげている。

残り湯は植物の水やりには使えません。
入浴剤にはナトリウム(Na)が入っているものが多いので
毎日使用すると塩害が起こる可能性があります。
さらに、残り湯はボディーソープの残りや垢などが混ざっている生活排水ですので、植物にとっては自然なものでありません。
入浴剤のパッケージを見て確認しましょう。

肌に合わない

入浴剤の種類によっては、肌に合わないことがあります。
タオルなどで肌をこすりすぎて痛めていたりすると
人によっては、かゆみや皮疹などの肌トラブルに見舞われるケースがあるため注意が必要です。
特に敏感肌の人やアレルギー体質の人は、入浴剤を選ぶときは無添加のタイプを選ぶとよいでしょう。

お金がかかる

入浴剤はお金がかかるため「毎日は使いづらい」「コスパのよい入浴剤を探している」という人もいらっしゃるでしょう。
入浴剤は牛乳や紅茶、重曹など身近なもので代用可能です。
こちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。

→入浴剤の代わりになるものはあるか?身近なもので代用できます!

体に悪いと言われる理由はなにか?

肌トラブルに悩む女性

「入浴剤は体に悪い」と耳にしたことがあるのではないでしょうか。
なぜ「体に悪い」といわれるのかというと、入浴剤に含まれる成分によっては体に悪影響を及ぼすリスクがあるからです。
例えば、健康状態があまりよくないときに、入浴剤の香りが自立神経を刺激し頭痛を引き起こすケースもあります。
入浴剤は含まれている成分と体質によって合う・合わないがありますので、決してすべての入浴剤が体に悪いというわけではありません。
ただし、体への影響が心配でしたら、着色料や香料などが一切含まれていない、無添加の入浴剤を選ぶとよいでしょう。
こちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。

→入浴剤は体に悪い?買ってはいけない入浴剤とおすすめ6選

入浴剤は入れず、さら湯のほうがいいのか

入浴剤を使うところ お風呂 イメージ

水道水を沸かしたばかりのお湯のことを「さら湯」といい「入浴剤の影響を考えるとさら湯がよいのでは?」と思うかもしれません。
さら湯は水道水の塩素がそのままある状態ですので、肌がピリついたり、お湯が硬く感じたりすることがあります。
そのため、昔は「一番風呂は体によくない」といわれることもありました。
人が入ると皮脂などの不純物が混ざって塩素が抜けるため、肌にやさしくなりお湯がやわらかく感じます。
現代は入浴剤によって塩素を中和することができますので、入浴剤を入れれば一番風呂であっても湯あたりのよいお風呂に入れます。

さら湯と温泉

お湯がかけ流しになっている温泉

温泉は自然から採取されるためミネラルが豊富であったり、
温泉法で定められた物質がひとつ以上含まれていたりするため、さら湯とは異ります。
そのためさら湯のように塩素が気になることや、硬く感じることはありません。
そして温泉に含まれる成分によって、さまざまな効能・効果を実感できます。

まとめ:入浴剤を入れるメリットとデメリットを知って上手に活用しよう

両手を組んで上に上げ、気持ちよく一日を始めようとしている女性

この記事では、入浴剤を入れるメリットとデメリットを紹介しました。
デメリットを把握しておくと、どのようにしたらデメリットを回避できるのか考えられるようになります。
この記事で紹介した内容を参考に、上手く入浴剤を活用していきましょう。
また入浴剤の種類によって期待できる効果が異なりますので、ご自身の体調に合わせて入浴剤を選ぶと、より楽しい入浴時間になります。

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