タモリ式入浴法とは?体を洗わない入り方の注意点と向く人
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タモリ式入浴法は「石けんを使わず、ぬるめのお湯につかって流すだけ」と紹介されている入浴法です。
全身を毎日お湯だけにするより、汚れやにおいが気になる場所は石けんで洗い、それ以外はお湯で軽く流す日をつくる、という「部位で分ける」取り入れ方が無理なく続けられます。
この記事で分かること
- タモリ式入浴法とはどんな入り方か(どこまで分かっているか)
- お湯だけで落ちやすい汚れ・落ちにくい汚れ
- 向いている人・向いていない人と、部位で分ける洗い方
執筆:EPSOPIA編集部(販売:株式会社HappyAdwords)
当社は瀬戸内海の海水由来の塩化マグネシウム入浴剤「EPSOPIA」を販売しています。この記事では、公的な情報と出典のある情報をもとに、体の洗い方の考え方を整理します。
タモリ式入浴法とは?

タモリ式入浴法は、タレントのタモリさんが実践していると雑誌などで紹介されたことから、この名前で呼ばれている入り方です。
週刊女性PRIMEの記事(2021年)では、石けんを使わずに38℃ほどのお湯につかるだけの方法として紹介され、同じ記事で皮膚科医の夏井睦氏が「皮膚の分泌物は水溶性なので、お湯につかるだけで汚れは落ちていく」という考えを述べています[出典1]。
ただし、タモリさん本人がどのように話したかを確かめられる一次情報は見つかりませんでした。また、夏井氏の考えは一人の医師の見解です。日本皮膚科学会の一般向けQ&A(アトピー性皮膚炎)では、入浴やシャワーで皮膚を清潔に保ち、刺激の少ない石けんで軽く洗うことが示されています[出典2]。
つまり「石けんを一切使わないのが正しい」と言い切れる入浴法ではありません。この記事では、取り入れるならどうするかを、汚れの性質と体の部位から考えます。
お湯だけで落ちやすい汚れ・落ちにくい汚れ

お湯で流れやすいのは水に溶ける汚れ、落ちにくいのは油分を含む汚れです。
| 汚れの種類 | お湯だけで | ポイント |
|---|---|---|
| 汗(水分・塩分) | 流れやすい | 汗をかいた後は早めに流す |
| ほこりなど軽い汚れ | 流れやすい | かけ湯やシャワーで流す |
| 皮脂 | 時間がたつと落ちにくい | わき・首・胸・背中など皮脂の多い場所は石けんで |
| 日焼け止め・メイク・制汗剤 | 落ちにくいものが多い | 製品に書かれた落とし方に従う |
「汚れのほとんどはお湯で落ちる」と書かれた記事もありますが、その日の汗の量や、日焼け止めを塗ったかどうかで、落とすべき汚れは変わります。毎日同じ洗い方に決めるより、その日の汚れに合わせるほうが現実的です。
向いている人・向いていない人

| 取り入れやすい人・日 | やめておいたほうがよい人・日 |
|---|---|
| 石けんで洗った後、肌がつっぱる感じがする | 汗をたくさんかく仕事や運動をした日 |
| 家で過ごし、汗をあまりかかなかった日 | わきや足のにおいが気になる |
| 日焼け止めやメイクをしていない日 | 日焼け止め・メイク・制汗剤を使った日 |
| 毎日の入浴で湯船につかる習慣がある | 皮膚の病気で治療中(医師の指示を優先) |
肌に赤み・かゆみ・湿疹などがあるときは、自己判断で洗い方を変えず、皮膚科で相談してください。
取り入れるなら:部位で分ける洗い方

「全部洗う」か「全部洗わない」かではなく、場所で分けるのがおすすめです。
- 湯船に入る前に、かけ湯やシャワーで体の汗やほこりを流す
- わき・足・陰部・首まわり・胸・背中など、汗や皮脂がたまりやすい場所は、石けんをよく泡立てて手でやさしく洗う
- 腕・すね・おなかなど、汚れやにおいが気にならない場所は、お湯で流すだけの日をつくる
- 石けんを使った場所は、泡が残らないようによくすすぐ
- お風呂から上がったら、タオルを押し当てるように水気をとり、乾燥が気になるところは保湿剤を塗る
日本皮膚科学会のQ&A(アトピー性皮膚炎)では、保湿剤の中から使用感のよいものを選び、1日2回塗ることが示されています[出典2]。乾燥が気になる人は参考にしてください。
「体を洗わない生活」そのものについては、体を洗わない選択?シャワーだけで過ごす生活のメリットと注意点でも詳しく紹介しています。
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湯船を気持ちよく続けるためのポイント

- お湯の温度は41℃以下、つかる時間は10分以内が目安(消費者庁の注意喚起より)[出典3]
- 家族で同じお湯に入るなら、湯船に入る前にかけ湯で汗やほこりを流しておく
- 食後すぐや飲酒後、薬を飲んだ後の入浴は避ける[出典3]
- 香りや色を楽しみたいときは、好みの入浴剤を使うのもひとつの方法。ただし入浴剤は洗浄料ではないので、洗い方とは分けて考える
よくある質問(FAQ)

Q. タモリさんはなぜ体を洗わないのですか?
A. 本人がどう説明しているかを確かめられる一次情報は見つかりませんでした。雑誌などでは「石けんを使わず、38℃ほどのお湯につかるだけ」の入浴法として紹介されています[出典1]。
Q. シャワーやお湯だけで汚れは落ちますか?
A. 汗のように水に溶ける汚れはお湯で流れやすい一方、皮脂や日焼け止め・メイクなど油分を含む汚れはお湯だけでは落ちにくいものがあります。日焼け止めやメイクは、その製品の表示どおりに落としてください。
Q. 体は毎日、石けんで洗うべきですか?
A. 一律の正解はありません。日本皮膚科学会のQ&A(アトピー性皮膚炎)では、入浴・シャワーで清潔を保ち、刺激の少ない石けんで軽く洗うことが示されています[出典2]。汗をかいた日や、においが気になる場所は洗いましょう。
Q. お湯だけにすると臭くなりませんか?
A. わき・足・陰部・首まわりなどは汗や皮脂がたまりやすく、においが気になりやすい場所です。お湯だけにするのは、べたつきやにおいが気にならない場所にとどめるのが無難です。
Q. 入浴剤を入れれば、体を洗わなくてもいいですか?
A. いいえ。入浴剤は体の汚れを落とすための洗浄料ではありません。EPSOPIAも洗浄料ではないので、体の洗い方はこの記事の「部位で分ける」方法などを参考にしてください。
まとめ

- タモリ式入浴法は「石けんを使わず、ぬるめのお湯につかって流すだけ」と紹介されている入浴法。本人の説明を確かめられる一次情報は見つからなかった
- 汗など水に溶ける汚れはお湯で流れやすく、皮脂・日焼け止め・メイクなど油分を含む汚れは落ちにくい
- 取り入れるなら、わき・足・陰部・首まわりなどは石けんで、それ以外はお湯で流す日をつくる「部位で分ける」方法が現実的
- 湯温41℃以下・10分以内という入り方の基本を守り、肌に異常があるときは皮膚科で相談する
関連記事: 体を洗わない選択?シャワーだけで過ごす生活のメリットと注意点/お風呂を毎日入らないとどうなる?/お風呂上がりの乾燥はなぜ起こる?原因と対策まとめ/塩化マグネシウムとエプソムソルトの違い
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参考文献
- 出典1: 週刊女性PRIME「『身体を洗わない』“タモリ式入浴法”は正しい? 専門家が出した答え」(2021年2月23日) https://www.jprime.jp/articles/-/20161(2026年10月7日閲覧)
- 出典2: 公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A アトピー性皮膚炎 Q24 スキンケアについて教えてください。」 https://qa.dermatol.or.jp/qa1/q24.html(2026年10月7日閲覧)
- 出典3: 消費者庁「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_042(2026年10月7日閲覧)